樺沢紫苑先生の本から学ぶアウトプット術【明日からできる自己成長】

書評

「学びを結果に変えるアウトプット大全」

アウトプットって難しいですよね。

精神科医の樺沢紫苑先生のアウトプット大全が30万部を超えるベストセラーになっています。

僕も読書をするのが好きになってきたのですが(インプット)人に伝える(アウトプット)ということが苦手です。

読書をしてなるほどと思うだけで満足して行動が伴っていなければ自己成長はまったくできません。

自己成長のできない読書は自己満足に過ぎません。

昨日までの行動と、今日の行動に変化があるのが自己成長です。

本書に「賢くなりたい」のではなく「変わりたい」なら行動あるのみと書かれていたのがすごく心に響きました。

樺沢先生は

  • メルマガ毎日発行 13年
  • Facebook毎日更新 8年
  • YouTube毎日更新 5年
  • 年2~3冊の出版 10年連続
  • 新作セミナー毎月2回以上 9年連続

と、ものすごい量のアウトプットをされています。

「日本一アウトプットをしている精神科医」のアウトプット術を参考に皆さんも自己成長をしていきましょう!

頭だけで覚えるのではなくカラダを使って覚える

樺沢紫苑先生のアウトプット大全という本を読んだ感想

「読む」「聞く」がインプットで「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。

 ただ読んで覚えるというのは「意味記憶」といって覚えにくく忘れやすいです。

一方、書く話すといった運動神経を使った記憶は「運動性記憶」と呼ばれています 。

運動性記憶の特徴は一度覚えるとその後はほとんど忘れないということです。

3年ぶりに自転車に乗ったら乗り方を忘れていたということはないはずです。

脳の仕組みとして筋肉や腱を動かすとその運動は小脳を経て海馬を経由し大脳連合野に蓄積されます。

小脳を経由するので経路が複雑になり多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる

だから一度覚えたら忘れにくいという特徴があるのです。

書いて覚える、声に出して覚えるようにするだけで運動性記憶として記憶することができるのです。

今までなんとなく「運動性記憶」の特徴を言葉を知らなくても実感していましたが「話す」「書く」のアウトプットが不足していました。

これからは読んだ本の感想を奥さんに話したりノートにまず書くアウトプットを強化していきます。

タイピングで書くよりもまず手書きで

プリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の共同研究で大学生を対象に講義を「手書きでノートに書く学生」と「ノートパソコンでノートをとる学生」に分かれて比較しました。

結果は、手書きの学生のほうがよい成績を上げ、より長い時間にわたって記憶が定着し、新しいアイディアを思いつきやすい傾向にあることが明らかになったそうです。

他にも本書でノルウェーのスタヴァンゲル大学とフランスのマルセイユ大学の共同研究の結果も紹介されていますがやはりタイピングよりも手書きのほうが記憶に残りやすいことが証明されています。

僕は今まで手書きより圧倒的にタイピングでした。

パソコンに入力すると管理しやすいし、入力の手間も省けると思っていましたが、本書を読んで考えを改めていこうと思いました。

まずはノートとペンを買ってきます。

2週間に3回使った情報は長期記憶される

長期にわたって記憶する方法が言及されています。

いかに引用します。

脳に入力された情報は海馬という所に仮保存されます。

その期間は2から4週間です。

海馬の仮保存期間中にその情報が何度も使われると脳はその情報を重要な情報と判断し側頭葉の長期記憶に移動します。

一度側頭葉に記憶されるとその記憶は忘れづらく長期間覚えていることができます。

大体の目安としては情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすくなるといいます。

やはり精神科医らしく脳の仕組みから順序立てて説明されているので分かりやすいです。

インプットとアウトプットの黄金比は3対7

樺沢紫苑先生のアウトプット大全という本を読んだ感想

大学生を対象に勉強時間のインプット(教科書を読む)とアウトプット(問題を解く)をそれぞれどのように時間配分して勉強しているかを調べた研究によるとインプットとアウトプットの平均的な比率は7対3だったそうです。

ほとんどの人がインプット中心の勉強、学びを行っていることがわかります。

コロンビア大学の心理学者アーサーゲイツ博士が行なった実験によると

アウトプット比率でいうと初心者は6割、熟練者は7割の時間をアウトプットに振り分けるのが効果的な勉強・学びの方法と言えるそうです。

多くの人は「インプット過剰/アウトプット不足」に陥っておりそれこそが勉強しているのに成長しない最大の原因とも言えます。

僕も同じです。

明らかにアウトプットよりインプットの比率が高いです。

インプットとアウトプットの黄金比3対7に近づくように少しづつでもアウトプットの比率を高めるように意識していきたいです。

感謝は最高の脳トレーニング

よく感謝は大切ですと言われますが本当でしょうか?

イリノイ大学の研究では感謝やポジティブ感情が多く幸福感を持っている人はそうでない人に比べて9.4年長生きすることが明らかになっているそうです。

その他多くの研究で感謝やポジティブな感情が多いと心臓血管系が安定し免疫力も高まり長生きする。

感謝は健康に良いことが明らかにされています。

脳科学的には感謝することで

  • ドーパミン(幸福物質)
  • セロトニン(癒しの物質)
  • オキシトシン(リラックスの物質)
  • エンドルフィン(脳内麻薬、究極の幸福物質)

など脳と身体に良い作用を与える4つの脳内物質が分泌されます。

たったひとつの行動で4つの脳内物質全てが分泌されることは他には無いそうです。

感謝は最高の脳トレーニングになるのです。

またセロトニンとオキシトシンは癒しリラックスをもたらし

オキシトシンとエンドルフィンは免疫力を高めますので

これらの物質が分泌されると健康に良いと言えるのです。

エンドルフィンは感謝した時と感謝された時の両方で分泌されるといいます。

ありがとうを言うことで自分だけでなく相手まで幸せな気分にできます。

おまけに健康にも良いという研究結果があるのでやらないと損をするレベルですね。

まずは一番身近な家族、奥さんや子どもたちに感謝の気持ちをを伝えていきたいと思います。

ありがとうはすべてがうまくいく魔法の言葉です。

まとめ

本書は有名な大学の研究結果や、脳の仕組みを元に理論的に説明されているので分かりやすく、理解しやすかったです。

具体的な行動への落とし込み方も書かれていて実践しやすい内容になっています。

本書で特に心がけようと思ったのは

  • 頭だけで覚えるのではなくカラダを使って覚える
  • インプットしたら2週間に3回以上アウトプット
  • インプットとアウトプットの比率は3対7
  • 感謝は最高の脳トレーニング

を意識して行動を変えていきたいと思いました。

樺沢先生、ありがとうございました。

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