人生の幸福度を上げるために日々の習慣を大事にしよう

書評

幸福とは、最終的に欲しい結果を手に入れるために、今すぐ欲しい結果を犠牲にすることによって得る果実にほかならない。

7つの習慣より引用

これは歴史的名著である「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著に書かれている幸福論ですが人生の幸福度を上げるためには日々の積み重ね、習慣を大事にすることが重要になってきます。

多くの人の悩みでもある健康について例を上げると、将来的に健康的でありたいなら、日々の生活習慣の見直しが重要です。毎日暴飲暴食を繰り返し、睡眠時間もバラバラ、運動もしない生活を送っていると若いうちはいいかもしれませんが当然将来的にガタがきます。

年をとってから巻き返そうと思ってもなかなか難しいものです。

人生の幸福度を上げるために「7つの習慣」を読んで感じたことを書いていきます。

農場の法則

農場の法則

ほとんどの人は、自分の家の庭が自動的に手入れされたらどんなによいだろうと思っているだろう。日頃から丹精しなければ、よい庭はできない。それはわかっていても、どうにかして自動的にできないものかと思っている。人生に対しても同じようなことを考えていないだろうか?人生も庭と同じで、自動的にできるものではない。種を2つか3つ蒔いたら、さっさとどこかに出かけていって好き放題をして、戻ってきたら、きれいに手入れされた庭に豆やトウモロコシ、ジャガイモ、ニンジン、エンドウがたっぷりできていて収穫されるのを待っていた、などということはありえない。作物を収穫するためには、土を耕し、種を蒔き、水をやり、雑草を抜いて、日々手をかけなくてはならないのだ。もちろん放っておいても何かはできる。黙っていても植物は育つ。しかし、こまめに庭を手入れするかどうかによって、結果はまるで違ったものになる。美しい庭になるか、雑草だらけで荒れ放題の庭になるか。

7つの習慣最優先事項より引用

人の成長や人間関係でも同じことが言えます。健康を目指す、ビジネスで成功する、人間関係を良くする。いずれも短期的に見れば小手先のテクニックでなんとかできるかもしれません。しかし、長期的には必ずどこかに無理が生じてしまいます。

いかに日々の積み重ねが大事かということです。

刃を研ぐ

刃を研ぐ

「刃を研ぐ」という言葉は、私たち人間の4つの基本的な側面(肉体、社会・情緒、知性、精神)を磨く活動に時間と労力をかけることの例えである。私たちは、「木を切ること」(結果を出すこと)に忙しすぎて、「刃を研ぐこと」(生産能力を維持する、将来のために生産能力を高める)を忘れてしまっていることが少なくない。運動をしていないかもしれないし(肉体的側面)、大切な人間関係をないがしろにしているかもしれない(社会・情緒的側面)。自分の専門分野の最新情報を確かめていないかもしれないし(知的側面)、自分にとって何が重要なのか、自分の人生の意義は何か、曖昧なままかもしれない(精神的側面)。これら4つの側面の能力を磨いていかなければ、人生はすぐに「鈍って」しまい、バランスを欠いてすり減ってしまう。ほかの役割に悪影響を及ぼして、人生の質が落ちてしまうのである。

7つの習慣最優先事項より引用

刃を研ぐというのは人生を幸福に近づけるための土台になる部分です。

オリンピック選手を例に挙げると、何年も厳しいトレーニングを積み、何度も何度も頭の中で競技中の自分のパフォーマンスを思い浮かべて本番に最高のコンディションを発揮できるように自分を磨き続けています。

気が向いた時や調子の良いときだけトレーニングをするなんてことはあり得ません。同じように、僕たちも、自分の人生を高めるための努力をせず充実した人生を送るのは難しいと言えます。毎日少しずつでも刃を研ぎ、人生の幸福度を上げていきましょう。

人生において重要な「重要だが緊急ではない活動」

時間管理のマトリックス
時間管理のマトリックス

上の表で重要なのは2番の重要だが緊急でない活動です。僕たちは普段1番と3番の緊急性の高い活動に追われて2番を軽視しがちです。

確かに1番の緊急で重要な活動は一番に処理をしないといけません。ここで重要なのが2番の重要だが緊急でない活動で、質を追求する領域になります。

長期的な計画を立てる、問題を予測して予防する、人を育てる、読書やセミナーへの参加などによって視野を広げるスキルを伸ばすなどといった活動です。

この2番にきちんと時間を使っていけば計画、準備、予防によって多くのことが緊急事態にならずにすみ、1番の領域が縮小していきます。

逆に2番をおろそかにしてしまうと1番が拡大してしまい、ストレスがたまり、燃え尽き症候群になり、そのせいでもっと深刻な事態を招いてしまう可能性すらあります。

2番は自分から主体性をもってやらないとなかなか手に付けられません。(緊急性が低いため)それでも、「刃を研ぐ」を意識して自分を高めていかなければならないのです。

インサイド・アウト(内から外へ)という考え方

インサイド・アウトは、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めることであって、それぞれの経験というレンズ(パラダイム)、人格、動機などを変えるといううことです。

インサイドアウトの考え方では私的成功が公的成功より重要になります。かみ砕いて言うと、他人に対して約束をし、それを守る前に、まず自分自身と約束をし、その約束を守らなければならないということです。

また、人格よりも個性を優先することは愚かなことであり、自分自身を改善せずにほかの人との関係を改善することは意味のないことだと教えられています。

反対に、アウトサイド・イン(外から内へ)の考え方は、被害者意識に悩み自由を束縛された不幸な人々であって、自分の上手くいかない状況の責任を周りの人や環境のせいにすることです。

不幸な結婚生活の例を挙げると、相手がまず変わることをお互いに要求し、相手の悪いところを言い合って、自分ではなく相手を正そうとしてしまうのです。自分は常に正しいという思い込みがお互いにあると人間関係がうまくいくはずがありません。

相手との関係があまり良くないときに相手だけが悪いと思ってしまいがちです。しかし、冷静になって自分に目を向けて自分の悪いところを探し、歩み寄る姿勢が必要になってきます。つまり、他人を変えるのは難しい、まずは少しずつでも自分を変えてみることが大事です。

とはいえ、いくら自分が変わろうが、相手に歩み寄ろうが関係がよくならない場合もあります。やれるだけのことをやった結果、それでも関係がよくならないときは思い切って関係を断ち切るのもありだと思います。何十億という人がいる中でどうしても合わない人がいるのはしょうがない。お互いのためにも身を引く選択も必要です。

まとめ:人生の幸福度を上げるには

幸福とは、最終的に欲しい結果を手に入れるために、今すぐ欲しい結果を犠牲にすることによって得る果実にほかならない。

7つの習慣より引用

人生の幸福度を上げるには

  • 農場の法則
  • 刃を研ぐ
  • 重要だが緊急ではない活動
  • インサイド・アウト

日々の積み重ね、習慣によって不確定な未来に備えることが大事です。

人生100年時代と言われていますし、残りの人生はまだまだ長い・・・はずです。どうせ長生きするなら人生の幸福度が高いほうがいいに決まっています。日々少しずつでも幸福度を上げていきたいなと「7つの習慣」を読んで思いました。

あなたの人生が少しでも幸福に近づけばいいなと思います。

書籍は500ページ越えでボリューム満点です。漫画でサクッと学習もありです。

audibleで音声読書もできます。

7つの習慣

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