自分を変える行動を3つ解説します【良い習慣を身に着けよう】

書評

「科学的に自分を変える39の方法」

できるかできないかではなくやるかやないかです。やらない後悔よりやる後悔。全てはそこから始まります。

本書前書きより引用

本書のまえがきから引用させてもらいましたがすごくいい言葉だと思います。

人間は弱い生き物です。

変わりたいと思ってもなかなか行動に移せませんよね?

本書は世界中の研究者たちによる科学的かつ簡単なアクションでできる39個の方法が書かれています。

すべての人に当てはまるわけではないですがまずは39の方法のうちどれか1つでも試しにやって見ることが大事です。

やらない後悔よりやる後悔です。

優柔不断解消!人生の大事なことをコイン投げで決める。

科学的に自分を変える39の方法を読んだ感想

シカゴ大学の経済学者スティーヴンレヴィットはあるウェブサイトを作りました。

[人生の重要な選択の場面において自分で決断できない人はどう決断すべきか」を調査するためです。

決めかねている内容を書き込み画面上のコインを投げる。

表が出たら実行、裏が出たら実行しないというメッセージが出るというとてもシンプルな作りです。

1年かけて4000人の悩みを収集し、ユーザーがコイン投げによって人生がどう変化したか追跡調査しました。

書き込まれた悩みで一番多かったのが

今の仕事を辞めるべきかどうか?

次に多かったのが

離婚すべきかどうか?

結構ヘヴィーな問題です。

にも関わらず、ユーザーの63%がコイン投げの結果に従っていたのです。

さらにおもしろいのはコインが表だろうが裏だろうが悩みの解決に向かって何かしら行動をした人は半年後の幸福度が高いことがわかりました。

結局何を選んでもどう転ぶかは分からないものです。

どうしようとあれこれ悩んでいる時間が無駄ということもあります。

自分は A だと思っていても誰かが B と言えば B かもと思ってしまう。

人は弱い生き物です。

人の意見に左右され結局やらずに後悔してしまうことが多いなら、やらないよりやる後悔です。

何もしないぼーっとしている時間が大切

科学的に自分を変える39の方法を読んだ感想

精神科医の西多昌規氏によれば脳は忙しくしている時と比べて何もせずぼーっとしている状態の方が15倍ものエネルギーを使っているそうです。

他にもワシントン大学のレイクルの研究でも同じことが実証されています。

実験では何か行動している時とぼーっとしている時の脳の働きを比較しました。

ぼーっとしているときのほうが脳の記憶に関する部分、 価値判断に関する部分が活発に働いていることが分かったのです。

これはデフォルトモードネットワークと言って何もしないリラックスした状態で活動が活発になる脳の部分がいくつか存在することを示しています。

私たちが何かをしている時はその行動に関係のある脳の部位が活発になり脳のエネルギーがそこに集中します。

一方ぼーっとしているときは集中していた脳のエネルギーが全体に分散されます。

集中している時には特定の部位に持って行かれていたエネルギーが広く届くようになるので、脳が全体として働きだします。

これまでには結びつかなかったようなもの同士が結びついて新しい発想が生まれたりするのです。

夢を見ている時もちょうど同じです。

ありえない人や物やシチュエーションの結びつきで話が展開されたりしますよね。

探すのをやめた時に見つかることはよくある話で、必死に取り組んでいる時よりも考えていない時の方がアイデアやひらめきが浮かびやすいのです。

お風呂にはいったり、ストレッチをしたり、リラックスした状態で、ぼーっとする。

これは科学的にも証明されているのでせっかちな人は是非ぼーっとする習慣をつけてみてください。

責任感を養う方法

科学的に自分を変える39の方法を読んだ感想

集団でなにかをやっているときに「自分がやらなくても誰かがやってくれるだろう」という甘えの気持ちが働くことはよくあります。

フランスの農学者・リンゲルマンが行った実験でも明らかになっています。

綱引きや荷車引き、石うすを回すといった作業を1人で始めることから始めて、2人、3人と増やしていきます。

最終的に8人まで人数を増やしていき、1人当たりの生産性について調べたそうです。

1人のときの力を100として1人当たりの力を調べてみた結果は

2人 93%

3人 85%

4人 77%

5人 70%

6人 63%

7人 56%

8人 49%

おもしろいですよね。

人が増えるほど全体としての力は増えていってますが(当たり前)1人当たりの力は逆にどんどん下がっていきます。

8人まで増えると、1人の時の半分以下の力しか使っていません。

集団になればるほど個の力は弱まる現象を社会的手抜きというそうです。

他にもフリーライダー現象(ただ乗り)社会的怠惰とも言うそうです。

社会的手抜きは一概に悪いことでは無くて、全員が全力でやってしまったら長くは持ちません。

燃え尽きるのも早くなってしまいます。

ある程度エネルギー消費を抑えて持続性や、最終的なパフォーマンスが上がるという良い面もあります。

とはいえ、仕事を人に押し付けたり、あからさまに人よりも手抜きをすると嫌われてしまったり、責任感がないやつと思われてしまいます。

そうならないために、人は自分で選んだり、決めたりした物には、責任を持って関わろうとする心理が働くことを利用するのです。

責任感を持つには、やらされるのではなく、自ら手を上げてやるのが理想です。

チームでやる仕事なら最初に「ここからここまでは私が担当します」と宣言するといい感じ。

自分で宣言した範囲ぐらいは責任をもってやり遂げないと、という心理が自然と働きます。

まとめ:科学的に自分を変える39の方法を読んだ感想

本書で特に気になった点やおもしろいと思った3つを紹介しました。

判断に迷ったらコインを投げて決める。

ぼーっとしている時間を大切にする。

やらされているのではなく自分がやる。

できるかできないかではなくやるかやないかです。やらない後悔よりやる後悔。全てはそこから始まります。

前書きより引用

自分を変えるために行動したことは必ずプラスになります。

あなたにも39ある方法のうち1つでも自分に合う方法が見つかるように願っています。

著者の堀田 秀吾さんのほかの作品はこちら

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