いい人生にするために学校教育の悪い部分を知っておこう

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日本人初のプロゲーマーである梅原大吾さんは小学生の時から格闘ゲーム一筋で、14歳で国内最強となり、17歳で世界大会に優勝。大の学校嫌いで中学校も高校もずっと寝て過ごしていたそうです。

一方社会派ブロガーであるちきりんさんは学校は好きではなかったけど要領よくテストでいい点が取れるタイプ。いい大学、いい会社に進んだ「学校エリート」です。

梅原さんとちきりんさん、共通点は学校が嫌いというだけで学校体験が180°違う二人が「学び」や「学校」をテーマに対談されている”悩みどころと逃げどころ”という本を読んで

二人の中間というかどっちつかずの中途半端な僕が感想を書いていきます。

いい人生を送るには学歴は必要ではないVS必要

いい人生を送るには学歴は必要ではないVS必要

自分自身の力でいい人生を生きている二人ですが、学歴が必要かどうか意見が分かれます。

お互いに見てきたものの違いで意見が180°変わります。

学校エリートのちきりんさんは学歴なんて必要ない派

ちきりんさんは、最近は学校に行く意味をゼロとは言わないがあんまり人生に役立たないだけでなく、学校でまじめに勉強した人ほど損をする仕組みになっているんではないかと言います。

本来、学校は「自分のアタマで考える力」を養うところなのに

「とにかくこれをやりなさい」とか「先生の言うことさえ聞いておけばいい」みたいに思考停止でやることを勧められる。

「言われたことをきちんとやり、テストでいい点を取ればいい大学に行けて、いい会社には入れて、いい人生が送れる」って感じでむしろ思考力が低下してしまいます。

この教育は戦後や昭和の時代に通用した考え方で、現に60代、70代あたりの世代はこの考えの人が大半だと思います。

でも、今は大企業や超有名企業でも倒産やリストラも珍しくない時代です。

倒産やリストラみたいな予想外の事態に陥ったとき、自分で考えて行動したり、新しいことをやっていかなくてはいけない。それなのに、学校では自分で考える訓練も、人と違うことをやるという体験もしていません。いきなり自分で頑張れって言われてもむずかしいのは当たり前です。

ちきりんさんは自身の経験で今までまじめに学校に行っていた人ほど、その後の人生が学校の教えや価値観に左右されてしまっている人を数多く見てきたんだと思います。。

梅原さんは学歴必要派

一方で、梅原さんは学校なんて行かなくてもなんとかなると思っている若者がいたとしたら「できるだけ行っておいたほうがいい」とアドバイスすると言います。

学校嫌いでずっと寝ていたという梅原さんのアドバイスとしてはものすごく意外です。

ちきりんさんの「学校で得た何かが役立ってる?」という質問にもキッパリと「いや何も。役立ったかどうか以前に、そもそも何も得ていませんから」という回答なのにです。

自分が今、平気でいられるのは幸運にもプロゲーマーとしてやっていけているからであり、才能や適性はもちろん誰にも負けない努力と自身あってこそです。

おまけに、たまたまプロゲーマーという職業が成り立つタイミングにも恵まれてようやく今の自分がある。どれか一つでも欠けていたらプロゲーマーにはなれていないだろうし、そうなると、「もっとまじめに学校の勉強をしておけばよかった」と後悔しただろうと思うということです。

ご本人も「勉強しなくてもいいのか」ということについては子どもの頃からずっと不安だったそうです。

さらには、日本はまだまだ学歴で人を判断する人が多くて屈辱的だったそうです。

それも面と向かって言われるならまだしも心の中で見下しているからそれが態度に表れる。

アルバイトをしていてレジからお金がなくなったとき、真っ先に学歴がないという理由で疑われたそうです。こんな屈辱的な経験から「学歴なんか今の世の中では関係ない」とは簡単に言い切れないという結論に行きついたんだと思います。

特殊な才能や根性を持っていないからとりあえず大学を出た僕

ここでちょっとだけ僕自身の経験を言わせてもらいます。(興味のない方は読み飛ばしてください)

本当に好きなこと、得意なことや何かの才能がある訳でもない僕はなんとな~く目的もなく大学に進学し、日々漫然と過ごしてきました。大学に行くには時間もお金もそれなりにかかっています。その割に実生活で役に立っていることはほとんどありませんが後悔はしていません。

15年以上前の話です。ただ現在なら手に職をつけて自分で稼げるスキルを身に着けるのはありだと思っており、たとえば、どこでも稼げてかつ需要があるプログラミングスキルを学んでおけばそれこそ実生活に役立つはずです。

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など調べればいくらでも情報が出てくるのでいい時代です。

学校は思考停止を勧めるという意見は一致

学校は思考停止を勧めるという意見は一致

学校に行く意味がある、なしは意見が全然合わない平行線でしたが学校はつまらない、教えの内容が役立たないという点では意見が一致します。

具体的にどこが不満だったというと学校は勉強でも行事でも全部最初からやり方が決まっていて、生徒は指示に従うだけです。

これだと自分のアタマで考える思考力が育ちません。

中学の時に「とにかくお前ら勉強だけはしないとダメだ」としきりに言う先生がいたそうです。

梅原さんは思い切って「先生、なんで勉強しなきゃいけないんですか?」と聞いてみました。

そしたら「そんなことは考えなくていい、そんなことをしている暇があるなら勉強しろ」とはっきり言われたそうです。

質問に対してまったく答えになっていないし、自分で考える力なんていらないと言われているみたいですよね。

ただいわれたことだけをやるなんていうのはAIの得意分野です。そして、その作業では人はAIに絶対に勝てません。

自分で考えない単純労働が今後なくなっていくのはイギリスのオックスフォード大学の研究でも明らかです。

だからこそ自分のアタマで考え、思考力を鍛えて行かなければならないのです。

いい人生にするために知っておきたい3種類の幸福

いい人生にするために知っておきたい3種類の幸福

幸せには3種類の幸福があります。

セロトニン的幸福

オキシトシン的幸福

ドーパミン的幸福

順番に解説します。

心身が健康な状態で増えるセロトニン的幸福

セロトニン的幸福というのは気分が爽やかで、心が晴れ晴れとしているすがすがしい状態です。

簡単に言うと朝起きた時に活力がみなぎっている状態です。朝日を浴びて外の新鮮な空気を吸う。そして今日も一日頑張ろうという元気が湧いてくる。そんな状態がセロトニン的幸福です。

心身が健康な状態で前向きで、ポジティブ、今この一瞬がすごく気分が良い。朝起きた時にスカッと晴れていてすごくいい天気なだけで気持ちよくなりませんか?あの感覚こそがセロトニン的幸福の特徴なのです。

人とのつながりで増えるオキシトシン的幸福

オキシトシンは人とのコミュニケーションや繋がり、親切、感謝といった家族や恋人、友人との時間を大切にすることで分泌される脳内物資です。

大切な恋人のことをおもってどきどきする。子どもと遊ぶ。あるいはペットをかわいがる。幸せな家庭がある。これがオキシトシン的幸福がある状態です。

依存症になりやすいドーパミン的幸福

世間で幸福と言ったら一番ドーパミン的幸福がイメージされます。

社会的な成功やお金を得る、勝負に勝つなど何かを達成した時や成功した時に分泌されるドーパミンはすごく気持ちが高揚して興奮状態になります。その気持ちよさが中毒になり、依存症になりやすいのが特徴です。

いい人生の基礎はセロトニンとオキシトシン

3つの幸福の中でどれが大事か順番を付けるとするとセロトニン、オキシトシン、ドーパミンの順番で重要です。

いくらお金があっても不健康で気分がどんよりしていたり、孤独で人との繋がりも何もなければ幸せとは言えません。

最初に心と身体が健康で、その次に人との繋がり、最後に重要なのがドーパミン的幸福です。

この順番を間違えてしまうと幸せは遠のいてしまいます。

セロトニンとオキシトシンを毎日積み上げる。人生の土台、基礎を固めていくことが大事なのです。

まとめ

昔は、「言われたことをきちんとやり、テストでいい点を取ればいい大学に行けて、いい会社に入れて、いい人生が送れる」と言われていました。

でも今は、大企業でも倒産し、終身雇用も崩壊しつつある時代です。

結局、言われたことだけをやるのではなく自分のアタマで考えて行動することが大事になってきます。

今回読んだ悩みどころと逃げどころ(小学館新書)は学校エリートでいい大学を出て、いい企業に勤めその道を捨てて社会派ブロガーになったちきりんさん。

小、中、高と学校に意味を見いだせず、ずっと寝ていたけど、不安と戦いながら格闘ゲーム一筋で日本人初のプロゲーマーにまでなった梅原さん。

歩んできた道が正反対の二人の対談はお互いの歩んできた道でそれぞれ苦労をしたり、苦労した人をたくさん見てきたから自分の進んできた道の苦労は分かる。

逆に、自分とは180°違う相手の意見を聞くことによってなるほどと視野が広くなる。

いい人生を送るためにはいろいろな意見を取り入れて吸収し、自分の思う道を進むことだと思いました。

audibleでも聴けます。最初の一冊は無料です。

悩みどころと逃げどころ

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